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小学校教員資格認定試験について

小学校教員資格認定試験制度とは、広く一般社会人より学校教育へ招致するにふさわしい人材を求め、試験に合格した人に小学校教員の資格を与えるための文部科学省が行う試験制度です。この認定試験に合格して、都道府県の教育委員会に申請すると、小学校教諭の二種免許が授与されます。簡単に説明すると、大学などで教員養成コース(教職課程など)を履修しくても、この小学校教員資格認定試験に合格すれば、教員免許を取得することが出来るということです。小学校教員資格認定試験の受験資格をおおまかに言えば、受験する年の4月1日現在で20歳以上であることであります。非常に、広く一般に門戸を広げています。教員免許を持っていないけれど、出来るなら今から先生になりたいとか、小学校以外の教員免許は持っているが、採用の多い小学校の免許を取得したいといった人には好都合な小学校教員資格認定試験制度なのです。

受験資格と受験科目

小学校教員資格認定試験の受験資格は、大学(短期大学を含む)に2年以上在学し、かつ、62単位以上を取得した者及び、高等専門学校を卒業した者並びにこれらの者と同等の資格を有する者で、試験実施日4月1日
現在年令が満20歳以上の者であります。小学校教員資格認定試験の試験科目は次の通りです。●一次試験・一般教養(筆記試験・択一式)(人文科学、社会科学、自然科学の3分野及び英語)・教職に関する科目(筆記試験・択一式)(教育原理、教育心理学、特別活動、生徒指導等教職に関する専門的事項など。●二次試験・専門科目(国語、社会、理科、家庭、生活、音楽、図画工作、体育も中から1科目選択)・音楽、図画工作、体育(実技試験)・口述試験(小学校教員として必要な能力等の全般に関する事項)●最終試験(授業観察、指導案等作成、討論等)

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小学校教員資格認定試験のメリット

知っていましたか?大学に行かないで小学教師2種の取得する方法。そう、小学校教員資格認定試験を受験すればよいのだ。普通、教師になりたいと思ったら、大学の教育課程で単位数を取得しなければならないと考えます。教員免許には1種と2種とがあり、小学校教員資格認定試験で取得できるのは、2種の免許です。2種免許といっても、1種免許と給与・勤務体制はなにも変わりはありません。2種免許でも、堂々と教壇に立てます。受験資格が20歳以上ですので、高校を卒業して20歳以上になって、小学校教員資格認定試験を受けて合格すれば、小学校の教員免許を取得することが出来ます。合格率は10%で、決して楽ではありませんが、大学に行かずに小学校教員免許を取得できることは大きなメリットです。さらに、受験手数料5600円。その他諸々の費用を含めても5万円程度で、大学に入学するよりもはるかに安価です。アメリカの小学校の教員になるには免許はいらないそうです。

Copyright © 2007 小学校教員資格認定試験とは